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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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夢の守り。

「ねえ。」

俺が煙草を灰皿に圧し付けるのを待つてゐたやうに、彼が話し掛けてきた。

「ん。」

「よく眠れるおまじなひしてよ。」

俺は半身を起こし、彼に覆ひ被さるやうにして、いつか誰かに教はつたやうに、夜の女神の名を口に含み、彼の瞼にキスをした。
ところが、

「違ふよ。」

彼ははにかむやうに笑つて、両の腕を俺の首に絡めると、耳許で囁いた。

「それは、恐い夢を見ないおまじなひ。」

かうしてセックスをねだる男と、半年ばかり付き合つた。
少し長く続いた記憶がある。


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