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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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寒いよう。

暑い時も大変だけど、寒い時もかなり大変です。
喫煙所が外に有るので、それでも日向を探して、毎日、煙草を吸つてをります。

煙草は美味いんだけどね。寒いと。

同じく喫煙組の生き残りである同僚と、互ひを慰めつつ、今朝も一服してをりました。
奴はマルメン、俺はセッタ。入社した時から変はりません。
変はつたのは奴の環境ですね。結婚して子供が産まれ、ついこの間まで運動会がどうとか言つてゐたのが、

「珍しく娘がケーキなんか焼いてさ、」

なんて云ふ話をしてきた。
お嬢さんは奥方に似て目許の涼しい、なかなか愛らしい女の子だ。

「へえ、お年頃なんだねえ。」

さう言ふ俺を、奴は情けない顔で見てため息と共に煙を吐き出した。

「さうなんだ。まさに、お年頃。彼氏に焼いたケーキだつたのよ。」

お父さんの分も有つたさうだけど、

「味見させられたのかと思ふとさあ。」

さう言ふと、奴はもう一つため息を吐いた。

家族がゐれば寂しくないかと言へばさうではないけれど、さう云ふ話を聞くと羨ましいやうな気持ちになる。

お嬢さんはきつと、綺麗な花嫁になるだらう。
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