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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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鬼さんこちら。

俺は彼を部屋の真ん中に座らせて、周囲を周りながらその姿を眺めた。
彼は生まれたままの姿で、黒のアイマスクだけを身に付け、所在なさげに座つてゐる。

「手を退けてごらん。」

彼は見えないままで顔を此方に向けた。それから、そろそろと股間を隠してゐる手を身体の横へ下ろした。
俺はそれを無言で見つめた。
綺麗に剃られた股間はまるで子供のやうに頼りない。
下腹部に走る薄茶の線は、盲腸の手術の跡だらうか。
俺は彼の傍へ寄つて、肌の匂ひを嗅いだ。
柔らかなボディソープの香りと、熱せられた肌の匂ひに興奮する。

「四つん這ひになりなさい。」

アイマスクに遮られて、見えない目が俺の声を追ふ。
彼はまたそろそろと体を起こして床に手を付き、四つん這ひになつた。

「足を開いてごらん。」

彼の滑らかな背中が、ピクリと震へ、羞恥に肌が色づく。
更に、良い子だねと声を掛けると、彼は項垂れながら足を開いた。
俺は彼の太股に手を延ばした。内腿を指でなぞり、手のひらで尻の膨らみを撫でる。彼はされるがままになつていたが、俺が尻の膨らみを握ると、あつと声を上げた。
俺は彼の尻を、手のひらで叩いた。

「声を出したら駄目だらう。」

彼は無言でこくりと頷く。

「声を出すと、口も塞いでしまふよ。」

彼は這つたままで顔を上げた。
アイマスクの下の頬に、微かに怯えが走る。
俺は彼の前に膝をついて、わざとカチャカチャと音を立てながらベルトを外した。

彼の肩や背中の産毛が立ち、漣のやうに肌がざわめく。

「おいで。」

彼は顔を上げて、四つん這ひのままで此方へ這つて来た。
俺のいきり立つモノが、もう少しで彼の鼻先に届かうと云ふ時に、俺は少しだけ後ろへ退いた。

「ほら、こつちだよ。」

彼は顔を左右に小さく振りながら近付いて来る。
そんな事を二、三度繰り返し、懸命に追つて来る彼を俺は見てゐた。

彼の額に汗が光り、唇がうつすらと開く。

「さあ.おいで。」

鬼さんこちら…

果たして鬼はどちらだらうか。
辿り着いた彼の赤い舌先が、チロチロと亀頭を舐めるのを見ながら、俺はそんな事を思つてゐた。
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