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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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甘いキス。

キャンディーポットの底に1つだけ残っていた飴玉を、翼は意味有りげに俺に見せた。
袋を破り、指先に摘まんだそれを蛍光灯の明かりに透かす様にしてから舌に乗せる。

上目遣いで俺を見ながら正面に立つ翼を、俺は抱き寄せた。

甘い塊が、合わせた唇に押し込まれる。
それは俺と翼の間を往き来しながら小さくなっていった。

何度目かの後で、ふいに翼は体を離した。
ペロリと出した舌先に、小さくなった飴玉が乗っている。
翼はそれを口の中にしまうと、艶っぽい笑みを浮かべた。

俺は天井を見ながら、小さく息を吐いた。
カチャカチャとベルトのバックルを外す音が静かな部屋に響いた。
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  1. 彼との事