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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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黄金週間。

今年のゴールデンウィークは、随分長く休みを取りました。

晴天には恵まれたものの、風の強い日が多く、行けるだけ行かうと思つてゐたけれど、テニスは二度、中止になつてしまつた。
相棒の仕事関係の知り合ひで、60代のペアと試合をしました。
一人は足が悪く、軽く引き摺る感じだつたにも関はらず、球筋を読むのがとても上手くて、走らないのに、いつの間にかボールの落下地点に居るんだよね。
逆に俺の方が、ドロップショットの時に、面を作るのが遅いと言はれてしまひました。
ほんの僅かな迷ひを読まれてゐる。

「遠慮しないで、どーんと来なさい。」

非常に男前な方でした。

その他は、ドライブに行つたり、家でだらだらしたり、翼と二人で、地元の商店街を探検に出掛けたりしました。
駅に近い所に在るお茶屋さんが、知らない間に代替はりをしてゐて、若夫婦が店頭に立つてゐました。
そして、これも新しい主人のアイディアなのでしようか、懐かしい感じの縁台を置いて、喫茶スペースにしてありました。
翼は少し前から知つてゐたやうで、気になつてゐたのだと言ふので、本屋の帰りに寄つてみました。
串団子を一本ずつと、熱い煎茶を一杯ずつ。丁度、新茶の時期なので、玉露の冷たいのを、小さなコップにサービスして頂きました。
そこは玉露。流石の味でしたけれど、値段を聞いてギョッとしました。
庶民の飲むお茶ぢやないよね、あれは。
結局、食事の時に飲む焙じ茶と玄米抹茶、抹茶の飴、綺麗な丸いお麩を買つて帰りました。

これは津久井へドライブに行つた時に買つた、お土産の餡パン。



「近くまで来てるなら、家に寄りなさい。」

と、翼のお父さんが。

まあ、近いつちやあ近いけどな。






  1. 日常
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春のスイーツ祭。

春のイベントと言へば、“恵方巻”でもなく、“イースター”でもなく、“バレンタイン”だよね。

相変はらず、外へ出して貰へなくて、チョコの数は増えません。
外回りすると、たくさん貰へるんだよ。

義理チョコだつて、チョコはチョコだからね。

今年のチョコ。

マカロンの流行りは終はつたのか。

翼からは手作りの“ガトーショコラ”でした。「帰つて来てからね。」と言はれたんだけど、ゴネて一切れ貰つた。

帰つて来てからも、ゴネまくつて「あ~ん♪」して貰つたんだけど、そつちは撮るの忘れたから、翼が撮つた画像を借りました。

諦めないつて大事ですね。

翼の方は、最近では、慣れたのか、諦めたのか、大抵のお願ひは聞いてくれます。
「諦めが大事。」ださうです。

さて、今日は“ホワイトデー”ですけれど、今年は干菓子にしました。
四季の花と、ハートや四つ葉のクローバー、小鳥のモチーフの、小さな干菓子の詰め合はせを見つけたので、それと大判のハンカチを。周りをレースで囲んであつて、食事の時等に、膝に掛けられるサイズとのこと。
デパートのお姉さんに相談して、アドバイスを頂きました。

日頃の感謝を込めて…

来年も宜しくね!



  1. 日常
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春光の転がつてゆく富士見坂

俺は美味い物は大きな一口で食べる。
逆に翼は、一口が少な目だ。
少しずつ食べれば、それだけ幸せが長く続くと云ふ事らしいのだけれど、口一杯に頬張るのも、なかなか、良い物だと思ふんだけど。

口一杯に、喉まで咥へ込んで、たつぷり味はふ。涎を垂らしながら、無我夢中で貪る。

美味い物の食べ方つて、さう云ふ物だよね。
  1. 彼との事


乙女の祈り。

ハンドクリームをしつかりと塗つても、まだ、乾燥する気がするんだ、と言つたら、うちの女の子が、塗った所を手のひらで覆つて、体温でパックをするのだと教へてくれました。
確かに、あの若くて、柔らかくて、瑞々しい手で包んで貰つたら潤ひさうだなあ、と思ひました。

いや、自分の手でやるけどさ。

傷の手当て等の“手当て”は、実際に、手を患部に当てて、治癒を促す事に由来するのだと聞いた事が有る。
中学の同級生の女の子は、胸に手を当てて、

「大きくならないかなあ。」

なんて言つてゐたけれど、あれは、なかなか、可愛らしい仕草だつたなあ。
果たして、胸は大きくなつたのだらうか。
男はやらなかつたのかな。まあ、中学生で、ちんこの大きさを気にするやうな、大人つぽい気持ちを持つた奴がゐたのかどうか。
どちらかと言へば、毛の方に意識が行つてゐたやうな気がする。
俺は手足も、あそこも、ツルンツルンだつた。今もたいした事はないけどな。

さう言へば、あれは上から生へるのだらうか。下から生へるのだらうか。
俺は下からだつた気がする。
上も下も薄いから、定かではないのだけれど。

あ、上は“腋毛”の事ですよ。頭髪の話ではありません。

さう言えば、A沢が手袋を片方落としたと嘆いてゐた。
ラベンダー色の、手首に同じ色の大きなリボンが着いた手袋だ。彼女の小さな手に、とてもよく似合つてゐたから、見つかると良いなあ。
A沢は手袋を嵌める時に、神に祈りを捧げるやうに、胸の前でキュッと両手の指を組む。
その仕草も可憐で、大変に愛らしいのです。

手袋、プレゼントしようかなあ。







  1. 職場
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君の名は。

うちの社長は、社長室からフロアへ、自分で電話してくるんだけど、

「〇〇(社長の名前)です。□□さんは居ますか?」

と、かけてくるから、新人がたまにやらかす。本当に、止めてあげて欲しい。
管理職一同、笑ひを堪へるのに、大変、苦労して居ります。

一昨年のルーキーは、

「はい!営業第一課、ルーキーです!すみません、□□は、今、ちよつと、席を外して居りまして…何か伝言が有れば、お伝へしますが…」

と、やった。
社長は「社長の○○です。それでは、■■部長(俺)に代はつて下さい。」と言ひ直したさうで、俺は、青褪めて内線を保留する事も、回す事も出来ずに、俺を見詰めたまま固まつてしまつたルーキーの所へ行つて、直接、受話器を受け取つた。

うちの社長は、なかなか、可愛い人です。
俺は駅で社長が、駅員と親しげに話す姿を見た事が有るんだけど、同僚は、ホームに入つて来た、期間限定のカラーリングの車両をスマホで撮影する社長を目撃したらしい。何枚か撮つた後、傍に居た小学生くらゐの子供と、お互いのスマホを見せつこしてゐたとか。

鉄ちやんなのか。





  1. 職場
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